砂で熱エネルギーを貯蔵、フィンランドで世界最大規模の「砂電池」が稼働開始
最も簡単な固体電池です。 フィンランドのタンペレ大学(TAU)とPolar Night Energy 社の共同研究によって、シンプルで安価な「砂」を利用した巨大な熱蓄電システム、いわゆる「砂電池」が、再生可能エネルギーの最大の課題である余剰エネルギーの貯蔵問題を解決する強力な手段となる可能性が示されました。 余った風力や太陽光発電のエネルギーを砂に蓄えて400℃以上の熱として長期間保持し、化石燃料に依存しない地域暖房を実現することで、CO₂排出量を約70%削減できることが実証されました。 「リチウムよりも安くて環境にやさしい」と注目されるこの砂電池は、エネルギー貯蔵の未来を変える突破口となる…
電池リサイクルで世界を狙う──中国「BOTREE」、技術輸出から欧州合弁へ
【8.6km先でポップコーンを作る】DARPAがワイヤレス電力伝送の新記録を樹立
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/179849
張り巡らされた電線。長時間の充電待ち。 これらはいずれ過去のものになるかもしれません。 アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は、2025年5月に実施した実験で、地上から8.6km先に800Wの電力をレーザーで送信することに成功しました。 これは、これまでの限界を大きく超えたワイヤレス電力伝送の新記録です。 そして、この技術を利用して遠くに離れた場所でポップコーンを作ることにも成功しています。 この驚異的な成果は、「POWER(Persistent Optical Wireless Energy Relay)」プログラムの一環として行われたものであり、2025年5月29日に公式に発表されま…
18秒で充電できるEVバッテリーが完成!公道使用許可も秒読み
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/179814
わずか18秒でゼロから満充電という驚異的な電気自動車バッテリー「ヴァーエボルト(VarEVolt)」を、英国の名門エンジニアリング企業RMLグループが世に送り出しました。 新開発セルは容量の200倍もの電流を安全にやり取りできるため、理論上はストップウォッチの1周も待たずに満充電が完了します。 しかも既に国連の車載電池安全規格「規則100」に合格し、量産に必要な生産適合証もクリア済みで、“試作品の夢物語”ではなく実際に量産ラインへ載せられる段階に到達しました。 またバッテリー自体ももう1250馬力のハイパーカー「Czinger21C(シンガー21C)」にも積まれ、4.5キロワット時の補助パッ…
https://technews.tw/2025/06/17/finland-warms-up-the-world-largest-sand-battery/
【芬蘭啟用全球最大「沙子電池」,助力減碳與能源轉型】
『這種熱能儲存系統利用沙子或粉碎的岩石來儲存熱量,並透過再生能源產生的電力加熱沙子,儲存的熱量可用於多種用途,包括為建築物提供暖氣。這項技術的經濟效益顯著,使用的粉碎皂石之原本視為廢棄物,這使得成本大幅降低。』