大分県中津市出身のノンフィクション作家松下竜一は惜しまれつつ 2004 年 6 月に亡くなった。享年 67 歳。松下竜一の発行していた月刊ミニコミ誌『草の根通信 ~環境権確立に向けて~』は 380 号を数え、30 年以上も発行され続けた。生涯、中津を離れることなく、反開発志向の源泉である 「暗闇の思想」 を掲げ、質素に 「いのちき」(豊前の方言で、暮らし ・ 生活)し続けた。また、徹底した弱者からの視点で行動し、当時も今も人々に広く認識されたとは言い難い 「環境権」 をいち早く唱え... 裁判では負けはしたが... この第一審に敗訴した際に、松下竜一が垂れ幕に書いた言葉は

「アハハハ …… 負けた、負けた」。

常にユーモアを失わず、弱者や公害で痛めつけられる側の哀しみや怒りに寄り添って来た作家だった。
http://qsee.jp/kyukonews_list/pdf/news_21.pdf
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> 佐高さんの演題は「松下竜一に見る抵抗の様式」で、なんとも難しそうなものでした。しかしこの難しそうな話を、佐高さんは松下さんが師と仰いだ記録文学者・上野英信との対比で松下さんの視点を浮かび上がらせ、晩年、松下さんが上野英信の妻晴子を書こうとしたことに触れ、その手法で上野英信という作家を、極めつけの亭主関白であったことも含めて、浮き彫りにしたかったのだろうと話してくれました。
> また、環境権裁判で門前払いの判決を受けたときに、

「アハハハ負けた、負けた」

と笑い飛ばしたことを高く評価し、笑い飛ばされることほど権力者にとって不気味なことはない。これこそが松下流の抵抗であると絶賛しました。

https://fairtrade-daichi.sub.jp/sugarumiko/rmknews/no.40/ryuichiki.html

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すがるみWEB:市民派 須賀るみ子