話題の新刊『遺骨と祈り』入荷しました。
世界の紛争地や難民を取材してきた記者・安田菜津紀氏が、2018年から福島・沖縄・パレスチナを巡り、現地の人々の声を掬い上げていくルポ。
災害や戦争、そして国や社会の”犠牲”にされてきた歴史を持つ各地、それを繋ぐ鍵が「遺骨」です。
(続く)→
#遺骨と祈り #安田菜津紀 #産業編集センター #沖縄本
#まめ書房 #mameshobobooks
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話題の新刊『遺骨と祈り』入荷しました。
世界の紛争地や難民を取材してきた記者・安田菜津紀氏が、2018年から福島・沖縄・パレスチナを巡り、現地の人々の声を掬い上げていくルポ。
災害や戦争、そして国や社会の”犠牲”にされてきた歴史を持つ各地、それを繋ぐ鍵が「遺骨」です。
(続く)→
#遺骨と祈り #安田菜津紀 #産業編集センター #沖縄本
#まめ書房 #mameshobobooks
(続き)→ 福島では、震災で亡くした次女の遺骨を探す木村紀夫さんを取材。
沖縄では、戦没者遺骨の発掘を続ける具志堅隆松さんの活動に、木村さんと共に同行。
そこから具志堅さんが福島を訪れ、木村さんの次女と思われる遺骨を発見するという”奇跡”へと繋がっていきます。
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しかし福島の原発処理も、沖縄の基地工事も、そしてパレスチナへの侵攻も、地域に新たな犠牲を強いつつ進められ、そこに生きる人々の(そして死者の)声は政府に届きません。
本書が明らかにするのは、支配者が弱者の命と尊厳を奪い続ける構図、そして無自覚なまま強者の座に胡座をかく私達自身の姿です。