https://www.npbhub.com/617164/ 横浜DeNAベイスターズ、なぜ“勝敗反映”ショートドラマを制作? 球団職員たちの熱い想い|Real Sound|リアルサウンド 映画部 #CENTRALLEAGUE #YOKOHAMADeNABAYSTARS #ぎぃ子 #中山翔貴 #室田晋 #栗林藍希 #横浜DeNAベイスターズ #石井達也 #神様、おねがい #高崎卓馬
横浜DeNAベイスターズ、なぜ“勝敗反映”ショートドラマを制作? 球団職員たちの熱い想い|Real Sound|リアルサウンド 映画部 - NPBHUB - Nippon Professional Baseball Fanbase

 TikTok、YouTubeショート、そして専門のアプリで配信されている「ショートドラマ」が急増している。中国では市場規模が1兆円を超え、映画の興行収入をも超えているという。日本でも急速に市場を拡大し、さまざまなジャンルの物語が作られている中、まさかの作品が誕生した。横浜DeNAベイスターズが手がける『神様、おねがい』だ。  ベイスターズを愛する主人公が、ひょんなことから魂を抜き取る死神と出会い、「ベイスターズが優勝したら魂を抜くのはやめて、生き延びる」と取引を持ちかける。彼女は果たして生き延びることができるのかーーというのが本作の物語だ。これが“フィクション”であれば、なんだかんだでチームは優勝して、めでたしめでたし……となるだろうが、本作はまさかの実際のプロ野球の勝敗結果と連動するシステム。勝敗はコントロールできないものであり、“最悪”の結末もあるわけだ。  これまでもチームの裏側に密着したドキュメンタリー映画シリーズをはじめ、意欲的な映像コンテンツを多数生み出してきたDeNAベイスターズは、なぜ「ショートドラマ」を作ろうと考えたのか。この疑問に答えてくれたのは、本作の企画者の1人である球団広報・小泉匡氏。2024年の日本一の勢いをそのままに、球団スタッフたちの熱い想いがそこには込められていた。 “日本一になったからこそできる”挑戦 ――横浜DeNAベイスターズはこれまでもドキュメンタリー映画シリーズをはじめ、“名作”映像コンテツを生み出してきました。さまざまな映像作品を手がけてきた中、なぜいま「ショートドラマ」を作ろうと考えたのでしょうか? 小泉匡(以下、小泉):DeNA体制になって14年目ですが、初年度から「球団公式ドキュメンタリー映像作品」を制作したり、YouTubeやSNSなどに力を入れたりと、”動画作り”を非常に重要視してきました。動画はベイスターズのブランドをつくってきたコンテンツの一つであり、社内には動画制作の専門チームも存在するほど、とてもこだわりを持っているんです。ドキュメンタリー映像作品はふだん見ることができないチームの裏側や選手の葛藤などを伝える“リアリティ”が魅力なのですが、今回のショートドラマも「動画を通して野球の魅力を伝えていく」という目的は同じです。チームや選手の要素は少ないですが、ベイスターズにまだ興味がない方や、これからファンになっていただける可能性がある層をターゲットに、縦型動画という形式でベイスターズや野球の魅力を伝えたい、というのがきっかけでした。 ――ドラマにすることで、より間口を広くしたと。なかでも縦型動画を観るようなライトな層を狙っていきたかった? 小泉:おっしゃる通りですね。今回の企画でメインターゲットにしている10代後半から20代前半の方たちは、縦型動画を観ている世代。さらにはTikTokやYouTubeショートの“フォローしていない方でもオススメとして流れてくる”というメディアの特性も相まって、横型ではなく縦型で展開することにしました。 「神様、おねがい」第1話「死神現る」 ――勝敗でストーリーが変わるという内容は、とても挑戦的ですよね。 小泉:正直にお伝えすると、私たちもすごく悩みました。勝敗によって内容が左右する。ましてや、球団が一番大切にしなくてはいけないファンが“死ぬか生きるか”という設定は、本来やってはいけないことで。私たちは勝つことを信じていますが、当然勝ち負けは決められるものではないので、本当に葛藤しました。とはいえ、「プロ野球球団がショートドラマを作る」となったときに、やはり他との差別化は必要になってくる。ファンではない方が興味を持つきっかけになるのは、やはり成績や勝敗だと思うので、それを物語の中に組み込むことは、ベイスターズだからこそできる試みだと。ベイスターズだからこそできることなので、社内でしっかり議論をした上で、今の形になっていきました。 ――覚悟をもって挑まれたわけですね。 小泉:どうしても「負けたときにどうするの?」とリスクを考えがちですが、まず僕らとしてもそのフィルターを外そうと。2024年、日本一を経験させていただいて、あの景色をもう一度見たい、ファンの皆さまも見たい、選手も見たい。そのためにはファンの皆さまをさらに増やして、球場内外の声援量を上げていただいて、チームを後押ししてもらうことが勝利につながると信じています。そう考えると、リスクをとってでも勝敗というスポーツそのものの魅力を入れ込んだほうが、結果としてベイスターズが一番魅力的なものになるのではないかと喧々諤々の議論をした上で、制作を決定いたしました。 ――この企画自体が始動したきっかけや、期間も教えてください。 小泉:広報チームでは日々SNSを運用していますが、縦型コンテンツの需要が高まる中で「私たちはずっと横型でいいのだろうか?」とここ1、2年、チーム内でも話し合っていたんです。そんな中、いろいろなご縁があって今のショートドラマという形になっていきました。そういった背景もあったので、制作決定までは意外とスムーズでしたね。ただ、「何を作るのか」というところは、すごく時間をかけて練り上げました。私がこの企画を担当することになったのは2024年の年末頃で、公開までの約3カ月間はずっと設定を考えたり、「本当にこれでいいのか」と検討を重ねる期間でした。 『まどか26歳』が“ベイスターズ愛”に至った理由とは? 塩村Pがこだわった医師たちのリアル 芳根京子主演ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』(TBS系)には横浜DeNAベイスターズの要素が隅々までちりばめられていた… ――2024年の日本一はもちろん、ベイスターズファンを主人公としたTBS系ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』(2025年1月期)も、今回の企画にプラスの影響を与えているように感じます。 小泉:ドラマでは主人公・まどか(芳根京子)が横浜スタジアムで応援をするシーンもありました。TBSさんから「熱量の高いお客さんにエキストラとして入っていただきたい」というお話があったので、ファンクラブ会員の方にご協力をお願いしました。ドラマがスタートしてからは、回を重ねるごとに本当に反響がすごかったですね。それは僕らの力ではなくて、TBSさんの力ではありますが、「やっぱりいいものを作ればしっかり届くんだな」というのは再認識しました。「このドラマがあるから、球団でもドラマを作ろう」という話ではないのですが、いい影響を受けている気がします。 ――いちファンとしても、2024年の日本一、『まどか26歳』の放送、そしてショートドラマの配信という流れが美しいなと思いました。 小泉:「日本一になったからこそできる」というのは、すごくありますね。たとえば2025年の開幕戦で実施したオープニングセレモニーは、対戦相手の中日ドラゴンズさんにもご協力いただきました。もし、ベイスターズが6位だったら全然違う見え方になっていたと思うんです。「自分たちだけではなく相手チームをリスペクトして、ドラゴンズファンの皆様にもちゃんと届くようなセレモニーにしたいよね」と。このショートドラマもまさにそうで、日本一になったからこそ見えた景色がある。今だからこそできるチャレンジなんじゃないかなと感じています。 配信前日まで実際の試合にあわせた形に調整 ――勝敗によってストーリーが変わるわけですが、具体的にどういった流れで作っているのでしょうか? 小泉:たとえば優勝するパターンとしないパターン、2024年のように3位争いをしていて、Aクラス入りをするパターンとしないパターンなど、ある程度の構成は考えています。「もしも早い段階で6位が確定してしまったら」というところまでは決めていませんが、少しずつ制作サイドと話をしている状態です。さらに細かいお話をすると、たとえば「昨日、バウアーがすごかったよね」「バウアーがいまいちだったよね」といったリアルタイムのセリフを入れなければ連動性がなくなってしまう。それがなければただのドラマになってしまうので、すべてではないですが、事前に複数のパターンを撮っておくこともあります。 ――撮影から配信までは、どのくらい時間があるんですか? 小泉:ロケ地の関係もあるのでバラバラです。ただ、「野球がない日に楽しんでもらいたい」という想いがあるので、基本的には試合がない月曜日に配信できればと考えています。そこから逆算してスケジュールを組んでいて、おそらく2週間から1週間前には撮影しているかなと思います。ただ、編集は本当にギリギリまでやっていますね。 ――ファンからすると、「大逆転サヨナラ負けの次に出るのがこの動画?」ということもあり得ますもんね。 小泉:そうなんです。ですから僕らは撮影の前日までミーティングをしていますが、役者さんは当日に台本を覚えなければいけないので大変ですよね。おそらく普通のドラマとは、スケジュール感が違うんだろうなと思います。 ――芸能界にはベイスターズファンを公言されている方もたくさんいますが、キャスティングはあくまでフラットなのでしょうか? 小泉:基本的にはフラットですが、第1話にスタジアムMCの山田みきとしさん、第2話にベイスターズOBで球団職員でもある荒波翔さん、第3話にベイスターズOBの高木豊さんが出ていたりと、話ごとにゲスト出演があるんです。そういった方々の出演によって、ベイスターズファンの皆さまにも「おっ、出てるね」と思ってもらえたらうれしいので、展開次第ではベイスターズファンの著名人の方にもぜひ出ていただきたいなと思っています。

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【DeNA】女の子の命がリーグVに懸かってる?チームの勝敗と連動 縦型連続ドラマの裏側に密着 - プロ野球 : 日刊スポーツ - WACOCA MEDIA

優勝すれば魂は抜かれない!? DeNAが、死神と前代未聞の契約を交わしたボールパーソンを主人公にしたドラマをスタートさせた。「プロ野球」とSNS上で人気を集める「縦型連続ショートドラマ」をかけ合わせた「神様、おねがい」。物語はチームの勝敗に連動して展開し、ここまでTikTokなど球団公式SNSで第3話まで公開中。

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映画『水平線』キャスト・登場人物・出演者一覧/あらすじ

【キャスト】ピエール瀧、栗林藍希、足立智充、内田慈、押田岳、円井わん、高橋良輔、清水優、遊屋慎太郎、大方斐紗子、大堀こういち、渡辺哲

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