①『沖繩』(1963刊)と②『沖縄 本土復帰の幻想』(1968刊)は、戦後の米軍統治下の沖縄で書かれた本。
いずれも沖縄から日本への鋭い眼差しが向けられています。
①の冒頭では、戦前からその文化が軽視・抑圧され、敗戦後は日本の国民的無関心により”忘れられた”沖縄を憂う言葉が連なります。
(続く)→
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1月10日から始まった、辺野古・大浦湾での米軍基地建設の埋立工事。
沖縄の反対意見を無視し、民主主義のルールを捻じ曲げて強行する政府に、強い憤りを覚えます。
また県外の人間として、またしても大きな負担と苦しみ・悲しみを沖縄に押し付ける事となり、慚愧に堪えません。
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沖縄では大きく報じられたこの埋立てを、県外の私達はどれほど重く受け止めたでしょうか?
政治や人権に無関心で、マイノリティには冷淡、強者に抗う事を忌み嫌い、弱者が声を上げれば憎悪し叩く。
沖縄から見た私達の姿は、52年前に大田昌秀氏が看破した”醜い日本人”から変わっていません。
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それでも”沖縄は国に従うべきだ”と思う方は、ぜひ写真の本をご一読ください。
日米両国が沖縄をどう扱ってきたか、なぜ基地負担を沖縄に集中させたのか。
自己決定権もなく翻弄されてきた沖縄の歴史を知れば、歴代総理の言動がいかに欺瞞に満ちているかが、ハッキリと見えてきます。
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