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なので、パラパラと本でも読もうか。

今日は敬愛する #オダジマン#小田嶋隆 )の命日でした。
よくよく考えると自分の蔵書で一番多いのが、 #宮本常一 #村上春樹
さらに #橋本治 とこのオダジマン本かな、と。

オダジマンのコラムは,写真を撮る上で、いくつものヒントを教えて
くれる。

《ある出来事について書くとき、その出来事そのものに注目するよりも、
時事と背景が織りなす「形」に視点を移したほうが、事件の本質を
とらえやすくなる場合がある》
《とはいえ、これ(複数の視点でものを見ること)は、簡単なようでいて、
現実にやってみると、かなり手間がかかる。》

「書く」を「撮る」と言い換えてもいい、[形」に視点を移す、とか。
「手間がかかる」を決して「難しい」とは云っていない。

パラパラと著作を再読しながら、『上を向いてアルコール』を読む。
ほんと胸が熱くなる書きっぷり。
それに彼は、独特のイラストも描いた。
いや、天才であった(私にとっては)
でもね、それは憧れではない。
憧れは禁句。
彼自身「そう、最悪の被害は、憧れたことだ。」とも書いている。
はい。