世の中は理想やきれいごとだけではどうにもならないけど、理想やきれいごとを失った世界はどうしようもなくなる。
科学の実験は行われた条件によってのみ結果が現れ、する人の属性によって変わったりしない公平さ。
何度も見返したくなるし原作も読みたくなる、この秋冬いちばん沁みるドラマだった。
#宙わたる教室
『宙わたる教室』10話(終)
口頭発表15校のうちに1校に選ばれた
発表に向けて、英語の先生がプレゼンアドバイスしたり、保健の先生が背中を押してくれたり
伊之瀬先生に報告した藤竹先生の元には先日の続きとして、カリフォルニアでNASA宇宙センターの研究に加わらないかの話がーー
登場人物のセリフに、保健の先生はじめ『「私は」いいと思う』などとの、I(アイ)メッセージが多いのが今回とくに光ってた
自分はどう思っているのか、どうしたいのか
迷える藤竹先生の心を柳田君が察知しているのも良かった
壇上で、「今後は、」で言葉で詰まらせるあたり、いろんな可能性を示している感じ
質疑応答での石神の質問に、研究者としての初心を思い出させるような柳田の回答
「教室に火星を作って見たかった」
「発表によって自分たちの実権がみんなの実験になった」
「どうやったらよくなるのか一緒に考えてください」
藤竹先生に石神のほうから声をかけた時点で藤竹先生の気持ちは晴れたね
これが1話の教室で作った青空つながるあたり、構成も(ちょっと弱いけど)よかったかな
わくわくする気持ちは止められないね
#宙わたる教室 ずっと見守っていたい人たちのドラマが終わってしまった。彼らは科学など興味もなく、ただ好奇心や寂しさを埋めるために足を踏み入れ、夢中になる喜びを知った。視聴者は彼らのその成長をずっとずっと見ていたよ。集大成の最終回。全員がたくさんの障...
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