この#マルクスガブリエル の記事を読んでみたが、ひどいものだった。誤解か曲解かでそう言っているのか知らんが、イスラエルを批判している人たちはハマスを応援してるわけでもハマスを気の毒がっているわけでもない。ハマスと対抗するにもやり方があまりにひどいじゃないか、と言っているのだ。
それに、ここで引用した、最後のパラグラフがひどい。
「徹底的に悪に染まった人たち」とね。ある人々の集団に対してそう評価することが、本文中でドイツ人として反省して見せているユダヤ人虐殺にもつながったんじゃないのか?
このコラムは山陰中央新報でしか見ないが、外国の地方紙だからってナメてレベルの低いことを書いているんじゃないかと疑うような程度の低い作文だ。日本の右翼が書くのと同じレベルのイスラエル擁護の文章でしかない。こんなレベルの文章だけだったら、マルクスガブリエルは有名にはならなかっただろう、という程度の文章。
ガザでの虐殺 反ユダヤ主義復活に警戒 独哲学者、ボン大教授 マルクス・ガブリエル
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/513169
> 新型コロナウイルスのパンデミック後の世界秩序が、地球の至る所で悪の高まりに揺さぶられている。人類は危険な退行の時代に入った。私たちは地球規模で人間性の危機のさなかにある。
> この後退を示す最大の現れは、パレスチナ自治区ガザのテロ組織ハマスがイスラエルで引き起こした野蛮な虐殺だ。ハマスはまたしても、人間がかくも邪悪になれるということを示した。
> テロリストたちは、私たち全員と同じように人間であり、野獣ではない。だが、徹底的に悪に染まった人々だ。