『「新しい戦前」のなかでどう正気を保つか』
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/a/1300.html
これは私たちが正気を保つためのマニュアル本ではむろん、ない。だが2人はそれを日々実践している。その対話から各自なにかをつかみとり、(※著者ではない)だれか2人に感想を伝えるのはどうか、といった提案がされているので、よかったら、ぜひ😊
それは先達の実践の継承であり、沖縄県外から沖縄取材にあたってきた者としての責任の果たし方であり、困難の中で民主主義とジャーナリズムがいかになされてきたかということへの敬意であり、言葉で伝える者としての矜持であり。
ひるがえって、我々にそんな立派な実践はなし得るだろうかと考えた時に、若干気後れするかも知れない。むしろタイトル的にも何も出来ないで漠然と危機感を抱いている人が読むことも多いのかも知れない。
だが、我々もまた、誰に向かってその成果を発表することも、またそれによって生計を立てることもないかも知れないが、変わりなく民主主義の実践者としての日々がここにあることに気づく。
沖縄について、感覚的に基地問題がいかに重いかを掴むには「海をあげる(上間陽子著)」を読むことを私からは勧める。
(どうも金平さんから大矢さんへのバトンタッチと、遺言のように思えてしまう。切ない。)
※内容にちょっと言及すると、沖縄に基地を押し付けている日本の現状はアメリカの学生からすれば「目を丸くし、あぜんとするような」ことだそうです。
ちなみに大矢英代さんってこの先日のオスプレイの報道をしてくれた人。
“その一方で、墜落機が屋久島空港に緊急着陸を試みた同時刻、まさに同じ滑走路から旅客機が出発しており、
「民間機を巻き込む事故」
につながる可能性もあったことが判明した。フリーランス・ジャーナリストの #大矢英代 (はなよ)氏が #スローニュース で報じたものだが、日本政府や米軍当局からは、これまで一切発表されていなかった事実である。”
おいおいおいおいおい おい!
「 #オスプレイ 墜落」で見えてきた安全性の限界 “離島空港”の危機管理は本当に十分なのか?
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E5%A2%9C%E8%90%BD-%E3%81%A7%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F%E5%AE%89%E5%85%A8%E6%80%A7%E3%81%AE%E9%99%90%E7%95%8C-%E9%9B%A2%E5%B3%B6%E7%A9%BA%E6%B8%AF-%E3%81%AE%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%81%AF%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E5%8D%81%E5%88%86%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B/ar-AA1le2ou?ocid=socialshare&pc=SCOOBE&cvid=02bd191c99a543bbb9ef02a180155f2c&ei=18&fbclid=IwAR1pobztyvY_JFN9UDc9Wnf6co7mve2jAHGU-Fdhna4PNGEmd6YoqchkLwA
#読了 #読書