いつかもう一度見たいか:1回で十分な類の映画な気もするけど、気分によっては

松本清張原作ものはまともすぎて苦手なのが多いけど、これはちょっとサイコサスペンスっぽい不穏な作風で好きだった

しかしちょうど最近「夫の家庭を壊すまで」 https://tver.jp/series/sr3swqne5e をBGVとしてよく垂れ流してるのでどうしてもサレ側に感情移入してしまい、加藤剛ゆるさんぞ…と思いながら見た
(どちらかに感情移入するなら相応の事情がない限りサレ側にするのが真っ当だろうけど)

音楽(芥川也寸志による)もかなり好きだった
スキャットをフィーチャーしたラウンジっぽい曲がイタリアのスケベ映画みたいだなと思ってたら緊迫するシーンや登場人物の心象に分け入るようなシーンでは現代音楽的な曲が流れたりして多彩、かつ散漫な印象もない
硬軟のバランス感覚がモリコーネっぽいかも(こういう映画音楽の引き合いに出せる音楽家をモリコーネぐらいしか知らない)

#見た映画 #サスペンス映画