「他車と遜色ない」を示したスズキCNチャレンジ。佐原伸一氏が「続けたい」と見据える未来と挑戦/鈴鹿8耐

 2024年の鈴鹿8耐で、一際話題を集めていたのは2022年以来となるスズキワークス活動の復帰と新たな挑戦だろう。サステナブル要素を取り入れたスズキGSX-R1000Rを使用したチームスズキCNチャレンジは、初出場にて総合8位という功績を残した。そんな彼らが決勝レースを終え、今後に向けての期待を語った。

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鈴鹿8耐:スズキのレース復帰と新たな試み。サステナブル仕様のマシンは「すごく普通に走るから驚いた」と佐原伸一氏

 3月に開催された『第51回 東京モーターサイクルショー』にて、サステナブルな素材を使用したバイクで『2024 FIM世界耐久選手権”コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会』に参戦することを発表したTeam SUZUKI CN CHALLENGE。スズキの社内で立ち上がったこのプロジェクトのリーダー兼チームディレクターである佐原伸一氏に、このチームにおける立案の経緯と2度のテストでの感触を聞いた。

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ヨシムラSERT Motul、SUZUKI CN CHALLENGEが登場。鈴鹿8耐前に裏話も/第61回ツーリングブレイクタイム

 6月22日(土)静岡市清水区にあるNEOPASA清水にて『ヨシムラ 第61回 ツーリングブレイクタイム in NEOPASA清水 鈴鹿直前8耐スペシャル』が開催された。梅雨入りしたばかりだったが青空が広がり天気に恵まれた一日となった。

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鈴鹿8耐:スズキCNチャレンジ、エティエンヌ・マッソン、濱原颯道、生形秀之を起用。サステナブルアイテムで参戦へ

 5月31日、スズキ株式会社は2024年から取り組む『2024 FIM世界耐久選手権“コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会』における新チーム『チームスズキCNチャレンジ』のライダーラインアップを発表した。エティエンヌ・マッソン、濱原颯道、生形秀之が起用される。

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ヨシムラSERT Motulにダン・リンフットが加入。渥美心は開発兼第4ライダー/2024EWC

 2月14日、FIM世界耐久選手権(EWC)に参戦しているヨシムラSERT Motulは、2024年シーズンにおける4名のライダーラインアップを発表した。  ヨシムラSERT Motulは、今年70周年を迎える日本の名門『ヨシムラ』とフランスの『SERT(Suzuki Endurance Racing Team)』による合同チーム。主にヨシムラは鈴鹿8耐、SERTはEWCで活動していたが、2021年からは『ヨシムラSERT Motul』としてEWCにフル参戦している。

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