今年2月に刊行された、沖縄の文芸誌『新沖縄文学 No.97』。
その特集は「分断と共生の岐路」。
又吉栄喜(芥川賞)・真藤順丈(直木賞)・オーガニックゆうき(アガサ・クリスティー賞)3名の新作小説に加え、社会や政治を論じた骨太の記事が満載で、岩波の総合誌『世界』に劣らぬ読み応えです。
(続く)→
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(続き)→ 古波藏契(社会学者)と永井玲衣(哲学者)の対談を筆頭に、目取真俊(作家)、崎濱紗奈・親川裕子(研究者)、さらにモバイルプリンス・せやろがいおじさんが論考を寄稿。
いずれも今の沖縄と日本の間に生じる、差別やヘイト・人権軽視などが俎上に。
他にも多くの政治・文化論、詩や短歌も掲載。
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小説が描く沖縄の景色や人々と、論考が炙り出す社会の断面が、リンクし補完しあって、「分断と共生の岐路」が鮮明に。
“世界で分断が加速し、人間の尊厳が疎外される今こそ(中略)、沖縄から立ち上がる言葉を発信していきたい”(巻頭言)。この強い意志を、県外の私達こそ受け止めるべきでしょう。