2026/03/15

古いアメリカ製のラジオには二面幅が1/4インチ(6.36ミリ)の六角頭のネジが使われている。

そのサイズのスパナを持っているので対応できるが、左右に余裕がなく、スパナが入らないところで、上からしかアクセス出来ないところがたまにある。そんな時は仕方なくラジオペンチでネジ頭を掴んで回していた。しかし、非常に効率が悪い。緩めるときは良いが締め込むときは力加減が判りづらい。

きょう1/4サイズのボックスドライバーを買いに大阪・日本橋の工具屋に行くつもりだったが、自宅の工具置き場で捜し物をしていたときに工具箱の中からPB SWISS TOOLSの1/4サイズのボックスドライバーを見つけた(写真)。持っていたことをすっかり忘れていた。

(つづき)

私は(ある意味)工具を集めるのが趣味だった。高校生時代から大阪・日本橋の工具屋へ行って、工具を眺めたり買ったりしていた。そして、店主から色々な事を教えてもらった。それは工具の話だけではなく、工具メーカーのランク分けから業界の符丁まで。

当時はインターネットは無くて、工具の通信販売もほとんど無い時代。工具を必要とする人が店に来て、実際に工具を手に取って感触を確かめて、気に入った物を購入するスタイルだった。工具は、現在の様に透明のパッケージ(ブリスターパック)に入れて棚に吊していなかった。全てテーブルに平置きだった。

職人相手の工具屋は、品質が悪いメーカーの品は絶対に売らなかった。質の悪い物を売って客に愛想をつかされると客が来なくなり店の存続に関わるからだ。但し、そこは大阪の商売人、「この客は素人で金も持っていない」と見れば安モンの工具を売ったりもする。しょっちゅう出入りしていたので、その辺の見極めの方法も店主に教わったことがある。

当時(高校生時代)に店主から『これは良い物だから買っておきなさい』と言われて買った工具は今でも使っている。

#工具