三宅 芳夫 (@yoshiomiyake@fedibird.com)

「べらぼうな」の用法について   私の投稿に「べらぼうな」形容詞が頻出することについて、親切な読者の方から質問があったので、お答えします。  現在NHKの大河ドラマは「べらぼう」というタイトルのものを放映しているそうですが、これとは全く関係ありません。  以前書いたことがあるのですが、私は10代後半から20代前半にかけて加藤周一さんとー大学の講義にも出ずー集中的に話す機会がありました。  1919年生れの加藤さんは江戸情緒が残っている最後の世代とも言え、会話でも興が乗って来ると、しばしば「べらんめえ」口調になりました。「そんなべらぼうな話はねえ!」などはその典型です。  この会話が私の中に刷り込まれているので、時々「べらぼう」などとの語彙が飛び出してくると思われます。

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