#ハンギョレ新聞 の記事。
#イジェミョン 新大統領の生い立ちを見て……、日本の学歴や財産に恵まれた、貧者の気持ちを知らない「政治屋」らと比較してしまう(残念ながら、極貧を知る政治家が、現在の国会にいるのかと振り返ると、極右から左派まで、わたしが知る限り皆無)。
『慶尚北道安東(アンドン)の山奥で7人兄弟の5番目に生まれた李氏は、小学校を卒業した後、家族と一緒に城南に移り住んだ。1976年、12歳で少年工として工場に就職した李氏は、その後、野球グローブを作る工場でプレス作業をしていたところ、腕が機械に挟まれる障害6級の労働災害に遭った。李氏の左腕は今も曲がっている。
「土の匙(銀の匙を加えて生まれてという言葉に因んで、貧乏な家庭に生まれたという意味)でもない、匙なし(極貧)」と自らを説明してきた李氏にとって、貧困と労働、暴力は小説や社会科学書籍で学んだ言葉ではない。春窮期になれば飢えをしのぐためツツジの花を摘んで食べ、工場では殴られながらも中卒・高卒認定試験を受けることを夢見ていた李氏だったが、雑役夫だった父親は李氏の向学心さえ許さなかったと、李氏は自伝の『共に歩む道は寂しくありません』で明らかにした。』
イ大統領の政策には、マイノリティに対する姿勢に多少不満はあるものの、少年時代の極貧生活を知る大統領として、韓国5000万国民のために、まずは、女性の人権向上や若者に渦巻く不満など、とにかく国民の声に耳を傾ける大統領として大活躍してほしいと願う。
そして、日本から「戦争加害に触れるな」という忖度は不要。
早速「イジェミョン 反日」という言葉が、Web検索でたくさん見かける。
日本政府の歴史のゆがみを質すと同時に、よりよい韓日友好へ尽力に期待したい。