昨年〜今年、沖縄戦を描いた書籍2冊が筑摩書房より文庫で復刊されました。
『沖縄戦記 鉄の暴風』(1950年初版)と、『新版 いくさ世(ゆう)を生きて』(1981年初版)。
両書とも、日本人の多くが未だ知らない沖縄戦の姿…すなわち住民を巻き込んでの「地上戦」の凄惨さ・醜さを炙り出した名著です。
(続く)→
#鉄の暴風 #沖縄タイムス社 #筑摩書房
#いくさ世を生きて #真尾悦子 #沖縄戦 #沖縄本
#まめ書房 #mameshobobooks
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昨年〜今年、沖縄戦を描いた書籍2冊が筑摩書房より文庫で復刊されました。
『沖縄戦記 鉄の暴風』(1950年初版)と、『新版 いくさ世(ゆう)を生きて』(1981年初版)。
両書とも、日本人の多くが未だ知らない沖縄戦の姿…すなわち住民を巻き込んでの「地上戦」の凄惨さ・醜さを炙り出した名著です。
(続く)→
#鉄の暴風 #沖縄タイムス社 #筑摩書房
#いくさ世を生きて #真尾悦子 #沖縄戦 #沖縄本
#まめ書房 #mameshobobooks
(続き)→ 『鉄の暴風』は1949年に沖縄タイムス社が企画。
沖縄各地の一般住民への聞き取りや日記・手記などから収集した体験談と、日米両軍の資料を元に、沖縄戦の”全貌”を描く大作。
住民や軍人らの膨大な証言の積み重ねが、戦争の実像をまざまざと浮かび上がらせています。
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『いくさ世を生きて』は、作家・真尾悦子氏が1978年から3年をかけ、沖縄戦を少女として・あるいは母親として経験した女性達に取材した一冊。
戦時の壮絶な体験と、それを語る現在(30年後)の胸の内も明かされ、決して癒えない心の傷の深さが伝わります。
その言葉の重さは、今も全く変わりません。