文藝春秋臨時増刊『昭和の35大事件』(1955年刊)
「天皇を爆ダンで」関東大震災で巻き起こった騒動「朴烈大逆事件」はデッチ上げだった!?
朴烈はただ笑って答えなかった https://bunshun.jp/articles/-/13072?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink
故・黒澤明氏が関東大震災についてこんな証言をしている。
大人たちが「朝鮮人が井戸に毒を入れた」と騒いでいるので「証拠はあるのか」と聞くと、「井戸にチョークで印がしてあるだろう。彼らの目印だ」という。
少年だった彼は唖然とした。
それは彼がした落書きだったからだ。
この話の典拠=黒澤明『蝦蟇の油: 自伝のようなもの』(岩波書店 1984年、その後文庫版も刊行されている)。
この話は、関東大震災時の朝鮮人虐殺を語る上で、デマがいかに現実を歪め、人々の行動を誤った方向へ導いたかを示す。
そして、現代社会においても、SNSなどでのフェイクニュースやデマの拡散が引き起こす危険性を考える上で、教訓となる。
デマが、いかに何の根拠もなく、しかも無邪気な行為ですら、特定の集団への憎悪と結びつけて、破滅的な結果を招きうるかを。
歴史を学べば「関東大震災のときに『十五円五十銭と言ってみろ」と自警団が使った手法だとわかる。そして大勢の朝鮮人が殺されたし聾啞者やキツい方言の地方民も朝鮮人だと間違われて殺された。「〇〇と言ってみろ」で国籍を判別する方法は邪悪そのものだ。
発音で国籍を見分けようという試みはシボレス(Shibboleth)という。ヘブライ語で「茎」を意味する言葉で、聖書にはギレアド人とエフライム人を見分けエフライム人だけを殺すために使われたと記されている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%9C%E3%83%AC%E3%82%B9_(%E6%96%87%E5%8C%96)
文藝春秋臨時増刊『昭和の35大事件』(1955年刊)
「天皇を爆ダンで」関東大震災で巻き起こった騒動「朴烈大逆事件」はデッチ上げだった!?
朴烈はただ笑って答えなかった https://bunshun.jp/articles/-/13072?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink
多くの、特に左翼の人が言うように「#正義の暴走 などというものはない」のかも知れないが、
「自分たちは善で相手は悪である」と誤解して、実は悪ではない相手に対して残虐なことをしてしまう、ということはある。
実例は、#関東大震災 時の #朝鮮人虐殺 。
こういうのは「正義の暴走」と呼んではいけないのかも知れないが、これは間違いなく特徴的な現象であり、名前をつけて問題視して警戒すべきものだ。
つまり、自分は「善」で、「悪」とみなした相手に対して、群集心理も相まって、実は「悪」でなかったり、あるいは本当に悪だったとしてもそれには釣り合いが取れないような酷い罰を与える行為に名前をつけて避けなければならない、ということ。
「善の暴走」はどうだろうか。
あるいはカッコつきの
「正義」の暴走
>受け止めがたい「負の歴史」でも、事実を把握し、後世に正しく伝えていくことが、過ちを再び起こさないためには欠かせない
#関東大震災 #朝鮮人虐殺 #ヘイトクライム
#小池百合子は9月1日に追悼文を送れ
虐殺朝鮮人追悼 「負の歴史」伝えてこそ:中日新聞Web https://www.chunichi.co.jp/article/953640
関東大震災、高校の「先輩」の手記を読む
https://s-newscommons.com/article/4156