>  「自ら変わる」というとむずかしく聞こえますが、爪も髪の毛もしょっちゅう変わっていますよね。脳の学習も、情報によって日進で変化している。自ら変わるというのは、生きものが持っている根源的な力なんです。
> 同時に、人間には「関わりたい」という欲求が必ずあるわけです。自分以外の存在と関わらないと、生きることもできないし、自分自身を見つけることもできない。だから違うもの同士が関わりあうというのは、とても意味のあることなのです。
> ほかの人と違うまいと思ったって、違っている。変わるまいと思っても変わっている。これは厳粛な事実です。..
> 僕は、未来というものはわからないと思っています。何が起こっても不思議じゃない。だから未来を予測するよりも、現在、どういう風に自己充足をするか、自分を取り戻す運動に重点を置く。それによって、必ず未来がよくなるとは思わないけれど、未来をよくしようと思ったら、まず、一所懸命に自分を取り戻そうとすることが、一番手っ取り早くできることじゃないかと思うんです。
https://kokocara.pal-system.co.jp/2015/08/24/after-war-70-years-education/
#大田堯 #教育とは何か #かすかな光へ
[戦後70年]教育から平和を考える 「いのちに光を」―教育研究者・大田堯さん|KOKOCARA(ココカラ)−生協パルシステムの情報メディア

70年以上にわたって「教育とは何か」を追求してきた大田堯さん(97歳)に、教育のあるべき姿をうかがいました。

KOKOCARA

> 「手ぜまな小船、 先頭さん夫婦の手づくり料理が順送りに私たちの前に並べ られるころには、 あたりはとっぷり闇に包まれてしまいました。 この川でとれてばかりのエビや鮎という豪華さです。... 困ったのは、 屋形船には裸電球がぶら下っていて、 そのまわりにいつの間にか蛾の群が、 ご馳走をかすめてわがもの顔に飛び周ることでした。誰かが手で払いのけながら、「これさえいないと...」と言わんばかりのところでした。 そのとき、五十代も半ばすぎ、日焼けした先頭さんがされげなく言いました。 ここにいる蛾たちは、 この河の底で育った幼虫がさなぎとなり、 それがかえったものなんです。いまお客さんたちの前になる魚は、 その幼虫の仲間を食べて育ったはずです---そんな意味のことでした。...

_ #教育とは何か _ #大田堯 岩波新書 pp. 3-4

たまたま中古本屋え見つけた本だけど上の部分を読んだら、 「 #沈黙の春 」ののことを考えたくなった。#クリア湖 の小さな虫( #ブユ )を上の先頭さんが蛾(ガ)を見るような見たら、 多くの#カイツブリ を殺すなどの環境破壊ひなかっただろう...