そういや良い意味を持つ漢字「義」「善」「美」などには”羊”が部首かなんかに入っていて、逆に悪徳的な意味を持つもんには"貝”が入ってるらしいな
俺が「美」という字に拘泥したのもそこにちょっとした理由がある
カントの「真善美」という三つの価値観のうち後者二つに「羊」が入っているのはとても示唆的だな
そしてこれは俺の直観、「真を高める(知識を増やす)ことはエントロピーを増大させるように思われるが、善美はシントロピー増大と関連しているのでは?」という #世界認識 と関係しているのでは?
俺がシントロピー的だと思った善美には羊が入っており、逆にエントロピー的だと理性的に捉えた真には羊の字が入ってないのよ(むしろなんか貝っぽい)
要は知識を得ることは必要だけど、それだけシントロピーが下がってしまうから、創造的に善美を表現することによって(即ち宗教と美述がそれに該当する)、バランスを取ってシントロピーを増大させる、みたいな話?
ホントこの辺神秘性感じるのよね
ここで重要なことは「美」それ自体よりも「美化させる力」の方が大事であるということ
そしてコンテンツという意味においては「醜」にも価値が宿りうるということ
この二点かな
「競争するな、競争させよ」
「ステークホルダーが非ステークホルダーに優越する状況を作り出せ(市場の前線の所在について)」
ある対象を「善化」「真化」「美化」させる力は、善真美それ自体よりも価値を持つ
そもそも、この宇宙には遠近あっても上下なしと言うように、自らが指し示すところを「上」だ、と信じさせた者が人々を支配してきた
ポストトゥルースの時代、重要なことは真実をハッキリさせることというよりも、対象を徹底的に美化、醜化させること、それが重要な権力となる
#美化学(醜化学もある)
これは一つの時代性を背負ったキーボードになるだろうね
それこそが芸術美術が本来背負ってきた役割の一つであったと思う
タイタニックは本来笑い話にされるようなイギリス人の失敗話をイギリス人の武器、なんならナショナリズムにまで昇華させた
善化学、真化学、美化学、これらを合わせて昇華としよかな?