埼玉・道路陥没事故を受け　島根県が下水道管の緊急点検実施（島根・松江市）｜FNNプライムオンライン

今年１月、埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故を受け、島根県が管理する下水道管の緊急点検を行いました。緊急点検は今年１月、埼玉県八潮市で下水道管の破損が原因と見られる道路陥没事故が発生したのを受けて、島根県が独自に実施しています。3月11日は、松江市の宍道湖東部浄化センター内で、作業員３人が深さ約２０メートルのマンホールに入り、直径２．６メートルの下水道管が腐食していないか、また、土砂や地下水が流入していないか、目で見て確認しました。県がこれまで５年に１度点検を行った結果、異常は見つかっていないということですが、今回は水が滞留しやすく、下水道管の腐食の原因になる硫化水素が発生しやすい合流地点など、４箇所を選んで点検が行なわれています。宍道湖流域下水道事務所・江角豪人所長：「古いもので４３年経ちますので、こうした点検とかをこまめにやりながら随時悪い箇所から対応していきたいと考えている」11日点検が行われた２か所について、それぞれ異常がないことが確認されました。この緊急点検は12日も行われます。