星見守灯也(ほしみもとや)

@Hoshimoto@misskey.design
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2023年から小説を書き始めました
読むのはだいたいなんでも(異性愛、同性愛、人外含む)

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「あわい荘の魔にまに」の本が出せそうです!!

たぶん9月ごろに出ます!!!
なろうにも出しています。​

死の守り神は影に添う
人間×女神×吸血鬼の擬似家族&吸血鬼退治もの
あわい荘の魔にまに
人外の住むアパートでの日常ほのぼの
死の守り神は影に添う ~人×女神×吸血鬼の疑似家族&吸血鬼退治~

R15 残酷な描写あり ネトコン13 シリアス 男主人公 人外 現代 吸血鬼 ヒューマンドラマ 男女バディ 男女コンビ 神 擬似家族

小説家になろう
「小学生が4000年前に暮らします」
8話更新しました。季節は秋にうつります

https://kakuyomu.jp/works/16818622171838118493
https://kakuyomu.jp/works/16818622171838118493/episodes/16818792435376702072
小学生が4000年前に暮らします(星見守灯也) - カクヨム

女の子が縄文時代にタイムスリップしました

カクヨム - 「書ける、読める、伝えられる」新しいWeb小説サイト
「小学生が4000年前に暮らします」
女の子が縄文時代にタイムスリップ。とあるムラで暮らすことになり……?
現在6話まで。


https://kakuyomu.jp/works/16818622171838118493
小学生が4000年前に暮らします(星見守灯也) - カクヨム

女の子が縄文時代にタイムスリップしました

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「あわい荘の魔にまに」Talesから創作大賞に出しております。人間と、人狼や吸血鬼、怪物やゾンビとの日常って感じの話です。ほのぼの。

https://tales.note.com/joyous_peony285/wy24mel954xhs
79 君を追いかけて(3) - 僕らは一度も始まらなかったはずなのに、どうしてこんなに苦しいんだろう。 | Tales 物語・小説

何なの何なの何なの!? 心臓がバクバクする。 なんで尚はあんなに必死になってあたしを追いかけてくるわけ!? あたしだって、お隣に住んでいる尚をこれから一生無視し続けるなんて出来ないってわかってる。 夏休みが終われば、学校だって同じだし、クラスだって同じだし。 けど、あたしだって傷心なのだ。 失恋したこの傷が癒えて、変な言い訳を受け入れて、また友達の顔で会えるまで、冷却期間が欲しいって思ってもかまわないじゃないか。 初恋だったんだから。 いい思い出にさせてよ。 背中の玄関の扉が、うんともすんとも言わないことを確認する。 さながら、ゾンビ映画のヒロインみたいだ。いや、もしかしたらモブで、

Tales
「死の守り神は影に添う」、小説家になろうでネトコンに出しております。吸血鬼退治をする人と神の話です。ちょっとシリアスな擬似家族もの?って感じです
https://ncode.syosetu.com/n6180jh/
死の守り神は影に添う ~人×女神×吸血鬼の疑似家族&吸血鬼退治~

R15 残酷な描写あり ネトコン13 シリアス 男主人公 人外 現代 吸血鬼 ヒューマンドラマ 男女バディ 男女コンビ 神 擬似家族

小説家になろう
ダンス

 わたしは真っ白なカーペットの上に足を踏み出す。
 ここが今日のダンスの舞台だ。
 お相手を探してゆっくりと歩く。胸を張って、堂々と。
 背を伸ばし、天をあおぎ、大声で名乗りをあげる。

「さあ、わたしと踊ろう」

 ひとりが歩みより、ピンと背伸びをして答えた。

「踊りましょう」

 これがダンスの始まり。
 ステップ、ステップ、ステップ。交差して、優雅に飛び跳ねる。
 くるりと振り返って、大きく手を開くと、高く飛んだ。
 その場で追いかけあいうように、くるくると回る。
 彼女はわたしの背にのって、華麗にジャンプ。
 だんだん、息の合ったダンスになる。

 ああ、楽しい!
 彼女とならきっといつまでも踊れるはずだ。

 わたしは彼女に深々とおじぎをした。彼女も頭を下げて返す。
 わたしたちは横にならび、ゆっくりと言葉を交わした。

 このひととなら、生涯をともにできるはずだ――。

 わたしは恋に心をときめかせた。




 二月、釧路。
 タンチョウのダンスが見られる季節だ。


 港のある街で母は生まれた。
 海の見える坂の上の学校に通っていたのだという。

 湾になった海は大きく深く、大型船の入れる港だった。
 そんな街で、祖母は母を育てた。
 船を回って働き、市場に行って働いていたのだという。

「死んだら海の見えるところがいいなあ」

 私を産み育てたところは内陸の盆地で、海など見えないところだった。
 私は海がないことが普通で、でも母にとっては違ったのだろう。

 骨壷を持って急な坂を登る。
 例えばマニュアル車なら途中で止まれないほどの坂だ。
 その坂を登りきった先に、母方の墓地があった。

 振りかえれば海が見える。
 紺色の冷たい海が、白い波をたてている。
 海風が吹き上げ、頰がベタベタとする。
 強い潮の匂いが体にまとわりついた。

 これが母を形作っていた景色。
 戻って来れてよかったのだろうか。

 それは私にはわからないけど。
 港のある街は、綺麗だった。
作ってみたー!

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みなさま、たいへん、たいへんありがとうございます…