① 映画の予告篇みたいな感じで売りになるイメージ(要は自分が楽しく書けそうなシーン)を2〜3個考える。
② シーンのイメージを自由に組み合わせながら、「一言でいえる」物語の核を摑む。
③ その「物語の核」で想像している登場人物をプロファイルし、その性格と環境とよくしがちな行動を想像しつつ、話を面白くしそうな意外な行動とその理由をイメージする。
④ ②と③とを組み合わせて「物語の核」を効果的に表現できるクライマックスとラストをイメージする。
⑤ クライマックスへと劇的な変化を生じるような初期設定を逆算で考える。
⑥ 登場人物の心理を想像しながら各シーンでの発言・行動を書き込んでいく。
⑦ 全体の構成を睨みながらシーンの見せ方に応じて内容を補正していく。小説かシナリオ形式かここで確定する。
⑧ 各シーンが一通り埋まったところで、改めて「物語の核」を確認しそれに適した構成を白紙状態で組んでみる(この時点にまで至ると書きたいものがよりハッキリしてきている)。
⑨ 確信の持てた構成に合わせて、不要なシーンを大胆に削る。