#ニュース #政治 #満栄工業 #ダイキン #PFOA #PFOA含有活性炭
"岡山県吉備中央町で、水道水の高濃度PFOA汚染が発覚してから2年半。

地元の活性炭リサイクル業者「満栄工業」が2026年4月24日、岡山県公害審査会に公害調停を申請した。ダイキン工業のPFOA含有活性炭を引き取った記録が満栄工業に残っており、汚染源はダイキンだと満栄工業が判断した。

吉備中央町の水道水汚染を巡っては、満栄工業がダム近くの土地で保管していたPFOA含有活性炭から、PFOAが漏出した。同社は責任を問われて、町から損害賠償を請求されている。

だが、どの企業が満栄工業にPFOA含有活性炭を引き渡したかは、不明だった。

PFOAは「永遠の化学物質」と言われ、人の手で処理しなければ分解されない。ダイキンはPFOAの世界8大メーカーの一つで、戦後まもなくから開発に着手。2015年まで大量のPFOAを生産してきた。
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「ダイキンからPFAS含有活性炭を引き取った」 岡山・吉備中央町の水道水汚染 「満栄工業」が公害調停を申請 | Tansa
https://tansajp.org/investigativejournal/13551/

「ダイキンからPFAS含有活性炭を引き取った」 岡山・吉備中央町の水道水汚染 「満栄工業」が公害調停を申請 | Tansa

ダイキン工業の井上礼之会長(当時)を直撃取材=2022年6月2日、渡辺周撮影 岡山県吉備中央町で、水道水の高濃

Tansa | 探査報道に特化したジャーナリズム組織

#ニュース #政治 #満栄工業 #ダイキン #PFOA #PFOA含有活性炭
"満栄工業に、PFOA入りの活性炭を持ち込んだ企業はどこなのか。

突破口を開いたのは、京都大学准教授(当時)の原田浩二氏だった。高濃度のPFOAを検出した満栄工業の活性炭を分析した。

成分の分析によって、含有するPFASの種類や割合などの組成がわかる。一口に「PFOA」と言っても、あらゆる種類があるのだ。組成は「指紋」のようなもので、いつ、どこで、どのように使用されていたかといった情報を得ることができる。

分析結果は2024年11月に出た。

満栄工業の活性炭は、大阪のダイキン工業淀川製作所周辺で検出したPFASと同様の組成だった。ダイキン工業では、1960年代から約50年にわたってPFOAを製造・使用していた。

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"満栄工業が公害調停を申請したのは、自社だけで責任を負えなくなったがゆえだ。

これまで、自社が汚染源だと名乗り出ることもなく、被害を与えた住民に謝罪することもなかった。しかし、損害賠償を払えない状況下では事業も成り立たない。自らが追い込まれて初めて動いた。

満栄工業は、自分たちが被害を与えた住民たちにまで泣きついた。地元住民らでつくる「有志の会」の一部メンバーと面会。「PFOA含有活性炭を寄越した相手に対し、自社の被害の側面を訴えることができるのではないか」とメンバーが口にした時、満栄工業社長の前田貴広氏はハッとした表情で、望みを見出したようだったという。

公害調停の申請は、問題解決に向けた第一歩でしかない。未だに汚染除去も補償もなされていない。
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「ダイキンからPFAS含有活性炭を引き取った」 岡山・吉備中央町の水道水汚染 「満栄工業」が公害調停を申請 | Tansa
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ダイキン工業の井上礼之会長(当時)を直撃取材=2022年6月2日、渡辺周撮影 岡山県吉備中央町で、水道水の高濃

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#ニュース #政治 #岡山県 #PFOA
"このような事態を招いた大きな責任は、日本政府と自治体にある。

2000年代初めから、PFASの危険性は国際的に認識されていた。例えば、ダイキンが製造し、吉備中央町で高濃度検出したPFOAについては、2006年時点で廃絶に向けた国際的な動きがあった。

ところが政府と自治体は、PFASを廃棄物処理法の観点で管理し、排出者責任を課すことをしてこなかった。

関係当局への取材においても、その姿勢が明らかになった。

2021年11月、経産省の担当者はTansaの取材に次の見解を示した。

「我々はすでにPFOA、PFOSの製造・輸入を禁止しています。排出(環境汚染や人体曝露)に関しては、環境省や厚労省の管轄です」

だが環境省の担当者も責任を負うつもりはない。

「たしかに廃棄物処理の管轄は環境省ですが、満栄工業の活性炭は廃棄物ではなく、リサイクルできる『資材』なので、経産省が管轄となります」

地元で県民の健康と暮らしを預かる岡山県はどうか。

「資材なので廃棄物処理法によって監督しません」
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