〈就這樣,大家〉 詩/尾内甲太郎
公園角落
一個老人肩上停著一隻鴿子
那人被稱為G先生
留著鬍子的G先生說:
「去盪鞦韆
 這樣你們就會得到祝福」
我們不知道祝福是什麼
還是盪了
大家很快停下
只有我繼續盪
一個人繼續盪
聲音變了
腿毛長出來
嘴上長出鬍子
還是繼續盪
狗叫
被警察問話
還是繼續盪
當地電視台來採訪
「您為什麼盪鞦韆?」
「因為G先生說要盪」
主播歪了頭
我沒有被播出
沒有成為小鎮的名物
沒有成為奇景
臉上皺紋越來越多
頭髮越來越白
腰和膝蓋開始疼
肩膀上
不知何時
停了一隻鴿子

繼續盪著鞦韆
現在好像快懂了
祝福是什麼
結果
從鞦韆摔下來
撞了頭
我死了
 據說
當年一起盪
馬上就停下的老人
念起悼詞:
「G先生
 一直盪著鞦韆」
そうやってみんな | Creative Writing Space

公園のすみで 鳩を一羽肩にのせている老人 その人はG氏とよばれている 口髭のG氏は 「ブランコをこぎなさい  そうすれば祝福されますから」 とぼくらに言う 祝福が何かを知らなかったのに ぼくらはブランコをこいだ みんなはすぐにやめた ぼくはこぎ続けた ひとりこぎ続けた 声が変わり すね毛がはえて 口髭がはえても ブランコをこぎ続けた 犬が吠えても けーさつに事情聴取されても こぎ続けた 地元のテレビ局が取材にきた 「なぜブランコをこぐのですか」 「G氏がそうするよう言っていたので」 アナウンサーは首をかしげた ぼくはテレビに放送されなかった 町の名物にも 珍風景にもならなかった 顔はシワだらけに 頭は白髪だらけになった 腰も膝も痛むようになった 肩にはいつのまにか 一羽の鳩がとまっている ぼくは ブランコをこぎ続けた いまなら祝福が何か わかりそうな気がした けっきょく ブランコから落ちて 頭を打って ぼくは死んだ  らしい 一緒にブランコをこぎはじめ すぐにやめた老人が ぼくへの弔辞を読みあげる 「G氏はブランコをこぎ続けました」

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