原発事故後も変わらぬ司法の慎重姿勢 運転差し止めも確定事例なく - 毎日新聞

 東京電力株主代表訴訟で6日の東京高裁判決は「想定外」とされた津波の予見可能性を認めず、一転して旧経営陣の賠償責任を否定した。福島第1原発事故を巡る過去の最高裁判断に近い内容で、司法の冷淡さを被災者に印象づけた。経営が痛む東電は再稼働を急ぐ。

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