戦時中の炭鉱犠牲者に国「戦没者ではない」 民間軽視を象徴か - 毎日新聞

 戦時中に183人が犠牲になった山口県宇部市の長生炭鉱で、市民団体「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」が遺骨収容に向けた調査に乗り出した。国は80年以上、「長生炭鉱の犠牲者は戦没者ではない」(厚生労働省)との立場から調査すらしてこなかった。だがその内実は、民間人に対する差別ではないかと識者は指摘する。

毎日新聞