#メモ #政治 #女性議員
"　数日後、出席した学生からの「感想」で印象的だったものがある。「そもそも政治家になりたいという女性がどれくらいいるのか疑問だ。少なくとも私はやりたくない」
　無理もないと思う。最近、ある女性政治家から「これから政治家をめざす若い女性たちに、自分と同じ苦労をさせたくない」という話を聞いたばかりだ。小選挙区を勝ち抜いたとはいえ、地元でのあいさつまわり、陳情への対応、地元有力者とのつきあい、さらに母親としての役割も。どぶ板の政治活動を覚悟していたとはいえ、理想とのギャップが大きいのだろう。
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"私は実力で勝ち抜いてきた――。中川氏が聞いたという女性議員の言葉を思い出す。「勝ち抜いてきた」というその土俵そのものを、いまいちど、見直してみるべきではないだろうか。24時間365日政治に捧げることを求められ、さらには「カネがかかる」とされるその土俵は、本当にこのままでいいのかと。私は政治家なんてやりたくない。そう思う学生が、一人、また一人と増える前に。
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その土俵のままでいいですか？「私は実力で」クオータを阻む女性たち
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