特集:テリー・ライリーの“In C”、そしてミニマリズムの冒険ラ・モンテ・ヤング/アメリカン・ミニマリズム/アフロ・ミニマリズムの故郷、ブルース/JBと「ファンク」という魔法/CAN/ブライアン・イーノにおける「ミニマル」/ポスト・パンクによるミニマルの極限、ワイアー/サン・ラーにおける不規則な反復/アシッド・ハウスが切り開いた「ミニマリズム」の行方/マラリア!からカラ‐リス・カヴァーデイルへ/DJプレミアとJ・ディラ/ババトゥンデ・オラトゥンジ/ヨーロッパの旅、クラフトワークからミカ・ヴァイニオへ/ドリーム・ポップと接続するグリッチ2024年ベスト・アルバム30発表菊判218×152/160ページ*レコード店およびアマゾンでは12月20日(金)に、書店では12月25日(水)に発売となります。▶刊行のお知らせ:「エレキング年末号は、ジェフ・ミルズの予言通りの “ミニマリズム” 特集です」目次特集:テリー・ライリーの“In C”、そして、ミニマリズムの冒険マキシマリズム時代のミニマリズム(野田努)インタヴュー テリー・ライリーを訪ねて――“In C”誕生60年(高橋智子)『In C - 60th バースデー・フルムーン・セレブレーション・アット・清水寺』制作話を今作のプロデューサー、中村周市氏に訊くテリー・ライリー、60年を越えるその歩み――“In C”以外の重要作品(杉田元一)アメリカン・ミニマリズムの系譜――テリー・ジェニングス、スティーヴ・ライヒ、フィリップ・グラス(杉田元一)ラ・モンテ・ヤング――永遠に鳴り続ける始原としてのドローン(松山晋也)アフロ・ミニマリズム――ブルースにおける反復の文化(緊那羅:デジ・ラ)「ファンク」は魔法、地球を支配したウィルス(野田努)カン――いまなお世界中に広がり続けるミニマル・ロックの地下茎(松山晋也)アンビエントのはじまりにミニマルあり──ブライアン・イーノの呼び水(杉田元一)パンク・ミニマリズムの究極の境地――ワイアーの探求(イアン・F・マーティン/青木絵美)サン・ラーの“Rocket Number Nine”に見るミニマルな高揚(野田努)アシッド・ハウスが切り開いた「ミニマリズム」の行方(野田努)ヨーロッパの旅――クラフトワークからポスト・パンクを経由してミカ・ヴァイニオへ(野田努)もうひとつの行き先――マラリア!からカラ‐リス・カヴァーデイルへ(三田格)ひとかけらの永遠、ヒップホップのミニマリズム──DJプレミア、J・ディラ、アルケミスト(吉田雅史)アフリカン・ドラムを初めて西欧世界に聞かせたババトゥンデ・オラトゥンジ(三田格)リスニング術――グリッチからアンビエント/ドリーム・ポップへ(野田努)Minimal Nation――ミニマリズムのさらなる冒険のご案内(野田努)非ポストモダン的ミニマリズムに向けて(仲山ひふみ)2024年ベスト・アルバム30選2024年ベスト・リイシュー23選ジャンル別ベスト――テクノ(猪股恭哉) | インディ・ロック(天野龍太郎) | ジャズ(小川充) | ヒップホップ(高橋芳朗) | ハウス(猪股恭哉) | エクスペリメンタル(ジェイムズ・ハッドフィールド/青木絵美) | ポスト・ハイパーポップ(松島広人) | レゲエ/ダブ(河村祐介) | アンビエント(三田格)2024年わたしのお気に入りベスト10――24名による個人チャート(青木絵美、天野龍太郎、小川充、小山田米呂、Casanova.S、河村祐介、木津毅、緊那羅:Desi La、篠田ミル、柴崎祐二、杉田元一、高橋智子、髙橋勇人、つやちゃん、デンシノオト、橋本徹、ジェイムズ・ハッドフィールド、二木信、ジリアン・マーシャル、Mars89、イアン・F・マーティン、松島広人、三田格、吉田雅史)VINYL GOES AROUND PRESENTS そこにレコードがあるから 第5回 「THE CHANGING SAME」レーベルの節目とレコード文化の未来(水谷聡男×山崎真央)プロフィールcover photo by Masaru Tatsuki【オンラインにてお買い求めいただける店舗一覧】[12月20日発売]◆amazon◆TOWER RECORDS◆disk union[12月25日発売]◆TSUTAYAオンライン◆Rakuten ブックス◆7net(セブンネットショッピング)◆ヨドバシ・ドット・コム◆Yahoo!ショッピング◆HMV◆紀伊國屋書店◆MARUZEN JUNKUDO◆e-hon◆Honya Club【P-VINE OFFICIAL SHOP】◆SPECIAL DELIVERY【全国実店舗の在庫状況】 ※書店での発売は12月25日です。◆紀伊國屋書店◆三省堂書店◆丸善/ジュンク堂書店/戸田書店、ほか◆有隣堂◆くまざわ書店◆TSUTAYA◆大垣書店◆未来屋書店/アシーネ
石野卓球との出会いを機に音楽活動を開始、agraph名義での活躍をはじめ、最近は劇伴作曲家としても地位を確立している牛尾憲輔だが、その劇伴作曲家としての活動10周年を祝し、初めての公式本『定本』が太田出版より2月に刊行されている。石野卓球や湯浅政明、山田尚子、佐藤大らとの対談、ナカコーや砂原良徳らが牛尾について語るインタヴューなどによって構成されたその本は、写真も多く掲載されていて大いに楽しめる。企画は宮昌太朗。公式ページはこちらです。牛尾憲輔定本太田出版A5判並製/312頁https://www.ohtabooks.com/publish/2025/02/25195510.html