#202306ns 日経サイエンス

ガスライティング 相手の現実認識をゆがめる虐待

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ガスライティング #key 広義には「自分は頭がおかしくなった」と相手に感じさせたり思い込ませたりする心理的虐待の一種。

ガスライティングという言葉自体は、#1930y 代の戯曲で、#1944y にイングリッド・バーグマンの主演で映画化された『ガス燈』に由来する。

『ガス燈』の劇中で、主人公の夫は宝石を探すために屋根裏部屋にしのび込み、そこでガス燈をつけていた。

その間、ガスが不足して主人公の居室のガス燈が暗くなっていたのだが、夫は自分の仕業だと気取られないために暗くなったのは主人公の妄想と思い込ませた。

夫が主人公の現実認識を脅かしたのはこの件だけではなかったが、象徴的な出来事として描かれている。