関西、神戸両空港の発着枠拡大に向け、淡路島上空を飛行する航空機の新経路の運用が20日、始まった。島内の飛行機による騒音を監視してきた市民団体「淡路の空を守る会」が、新経路の直下で騒音を調査。人が不快に感じるとされる70デシベルに近い騒音も計測され、同会のメンバーは「今後どうなるか心配。環境を守るためにも測定を続けていく」と困惑ぎみに話す。(荻野俊太郎)