> 上野による眉屋私記の取材は5年余りに及び、上野は沖縄に延べ7カ月ほど滞在。その間、三木さんらが取材の案内役を務めたり取材拠点を提供したりした。
> 上野の三十三回忌にあたる昨年11月、名護市で上野に関する企画展が開かれ、眉屋私記の文学碑建立の計画が関係者から提案された。その機運を盛り上げるとともに、読み継いでもらえるように眉屋私記への理解を深める入門書を企画した。
> 今年8月に「眉の清(ちゅ)らさぞ神の島―― #上野英信の沖縄 」(一葉社)を出版。上野や #眉屋私記 について三木さんがすでに発表した文章9編を盛り込んだ。眉屋私記の記録文学的な意義や、上野と沖縄の結び付きなどを書いた。
> 「 #上野文学 」について、三木さんは「いつも取材される側の立場を忘れぬ人であった。というより、作品そのものが『取材される側』のために書かれた」と評している。
 「 #眉の清らさぞ神の島
#書く姿勢