Eテレの「100分de名著」SP、 #100分deフェミニズム において、セジウィック『男同士の絆:イギリス文学とホモソーシャルな欲望』が紹介されたとの報に接する。同書については、昨年4月の #ファ美肉おじさん 評でも二次文献を含めて引用し、振り返りを行ったばかりだったのでタイムリーに感じる。

(以下、再掲)
セジウィックの「ホモソーシャルな絆」を再訪しつつ、日本の映画研究における受容を踏まえて、《「ボーイズクラブ」の構成員たちが最も愛しているのは「中身がおっさんの美少女表象」だ》と述べた。
https://note.com/iovis_takahasius/n/n786e16c7af9f

4月号のエピグラフだけでも読んでほしい。
「ホモソーシャル関係では、儀式としての決闘など、多分に暴力を介しながら関係が培われていたし、男同士の絆の延長線と理解される範囲である限り、キス、相互オナニー、さらにはアナル・セックスに至るまで許容される。……ホモソーシャル関係の中では、異性愛社会と同性愛行為は見事に矛盾なく共存しあうのである。」
(星乃治彦『男たちの帝国:ヴィルヘルム2世からナチスへ』岩波書店、2006年、16頁)

TVアニメ『異世界美少女受肉おじさんと』に見るホモソーシャルな欲望:「ボーイズクラブ」問題の表層/深層|髙橋優

はじめに  ホモソーシャル関係では、儀式としての決闘など、多分に暴力を介しながら関係が培われていたし、男同士の絆の延長線と理解される範囲である限り、キス、相互オナニー、さらにはアナル・セックスに至るまで許容される。……ホモソーシャル関係の中では、異性愛社会と同性愛行為は見事に矛盾なく共存しあうのである。 (星乃治彦『男たちの帝国:ヴィルヘルム2世からナチスへ』岩波書店、2006年、16頁)  ホモソーシャルとホモセクシュアルは紙一重の差である。2022年3月に放送が終了したTVアニメ『異世界美少女受肉おじさんと』(通称『ファ美肉おじさん』)はそんなことを改めて認識させてくれる作

note(ノート)

【2022年振り返り】
4月号 異世界美少女受肉おじさんと #ファ美肉おじさん
セジウィックの「ホモソーシャルな絆」を再訪しつつ、日本の映画研究における受容を踏まえて、《「ボーイズクラブ」の構成員たちが最も愛しているのは「中身がおっさんの美少女表象」だ》と述べた。
https://note.com/iovis_takahasius/n/n786e16c7af9f

4月号のエピグラフだけでも読んでほしい。
「ホモソーシャル関係では、儀式としての決闘など、多分に暴力を介しながら関係が培われていたし、男同士の絆の延長線と理解される範囲である限り、キス、相互オナニー、さらにはアナル・セックスに至るまで許容される。……ホモソーシャル関係の中では、異性愛社会と同性愛行為は見事に矛盾なく共存しあうのである。」
(星乃治彦『男たちの帝国:ヴィルヘルム2世からナチスへ』岩波書店、2006年、16頁)

TVアニメ『異世界美少女受肉おじさんと』に見るホモソーシャルな欲望:「ボーイズクラブ」問題の表層/深層|髙橋優

はじめに  ホモソーシャル関係では、儀式としての決闘など、多分に暴力を介しながら関係が培われていたし、男同士の絆の延長線と理解される範囲である限り、キス、相互オナニー、さらにはアナル・セックスに至るまで許容される。……ホモソーシャル関係の中では、異性愛社会と同性愛行為は見事に矛盾なく共存しあうのである。 (星乃治彦『男たちの帝国:ヴィルヘルム2世からナチスへ』岩波書店、2006年、16頁)  ホモソーシャルとホモセクシュアルは紙一重の差である。2022年3月に放送が終了したTVアニメ『異世界美少女受肉おじさんと』(通称『ファ美肉おじさん』)はそんなことを改めて認識させてくれる作

note(ノート)

#異世界美少女受肉おじさんと の3話から、エルフ頭目のふたりの部下

どっちがどっちかは分からないけど、名前はそれぞれサテイナ、ウルティナというらしい

色はそのうち気が向いたら

#ファ美肉 #ファ美肉おじさん

💩池澤真💩 (@tibimaru_0404) のツイート, 1月19日 7:00 - #ファ美肉おじさん 今晩から! https://t.co/VrZWwChAFm

https://twitter.com/tibimaru_0404/status/1480859092982050822

💩池澤真💩 on Twitter

“#ファ美肉おじさん 今晩から!”

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