SGT第7戦のGT300予選正式結果発行後の改訂について「全体的な組織としてきちんと作らなければ」

　11月3日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されたスーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE』の決勝日、シリーズをプロモートするGTアソシエイションの坂東正明代表が出席しGTA定例記者会見が行われたが、この中で、10月20日（日）に行われた第7戦オートポリスで、GT300クラスの公式予選結果が正式結果が出された後に改訂された事案に対し、坂東代表がオートスポーツwebの質問に答えた。

「勝てるクルマだった」オートポリスでは不運に泣くも、圧倒する速さを見せたMOTUL Z。残り2戦に前向き

　相次ぐセーフティカー導入で波乱の展開となった2024スーパーGT第7戦決勝。なかでもGT500クラスは、その“セーフティカー導入のタイミング”が明暗を分け、DENSO KOBELCO SARD GR Supraが4年ぶりの優勝を果たした。その一方で、レース前半からライバルを圧倒する速さをみせていたMOTUL AUTECH Zは2位でフィニッシュ。千代勝正、ロニー・クインタレッリともに「あのタイミングでセーフティカーが入らなければ……」と悔しい表情をみせた。

僅差のランクトップを死守も、au TOM'S GR Supra「もったいない」セーフティカー導入の戦略

　セーフティカーが4度出る波乱の展開となった2024スーパーGT第7戦は、その“セーフティカー導入のタイミング”が勝敗の明暗を分ける結果となり、DENSO KOBELCO SARD GR Supraが優勝を果たした。その一方でセーフティカー導入が展開的に振りに働いたチームもいくつかあった。そのひとつがGT500クラスのランキング首位を快走するau TOM’S GR Supraだ。

「あそこさえ守れれば」ワンチャンスの明暗。STANLEY山本とNiterra三宅が魅せた極上の3位バトル

「あそこさえ守りきれていれば表彰台で終えることができたのかな」 　九州オートポリスで10月20日に開催されたスーパーGT第7戦の決勝後、100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTの山本尚貴は、3号車Niterra MOTUL Zを駆る“GT500ルーキー”三宅淳詞と20周近くにわたって繰り広げた3番手争いを振り返り、冒頭の言葉を述べた。

SGT第7戦オートポリスでクラッシュした井口卓人が岡山に元気な姿をみせる。気になるクラッシュ状況は

　10月20日、大分県のオートポリスで行われたスーパーGT第7戦『AUTOPOLIS GT 3Hours RACE』の決勝レースで、GT300クラスの5番手につけていたSUBARU BRZ R&D SPORTが81周目にクラッシュを喫してしまったが、この時ドライブしていた井口卓人は、大きな怪我もなく10月26〜27日に岡山県の岡山国際サーキットで開催されるENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE第6戦『スーパー耐久レースin岡山』に向け、サーキットに姿をみせた。このクラッシュの際の状況を井口に聞いた。

新田守男／高木真一コンビ14年ぶり、再結成後初の表彰台は喜びと悔しさ「SCがなければぶっちぎっていたよ！」

　10月20日に大分県のオートポリスで開催された2024スーパーGT第7戦のGT300クラス決勝レースでは、新田守男／高木真一組のK-tunes RC F GT3が3位表彰台を獲得した。GT300きっての名コンビふたりが表彰台に上がるのは実に14年ぶりで、2022年からの再結成後では初めてのこと。レース直後、やや興奮気味なふたりに話を聞いた。

スーパーGT第7戦オートポリスのZFアワードは前戦のクラッシュから復活し7位入賞のGAINERが受賞

　スーパーGTのレースウイークに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたメカニックに贈られる『ZFアワード』。2023年に続き2024年も開催されており、10月19〜20日に大分県のオートポリスで開催された第7戦では、富田竜一郎／石川京侍組GAINER TANAX Zを走らせるGAINERが受賞した。

10月30日の『脇阪寿一のSUPER言いたい放題』は祝！ SARD優勝。ドライバーふたりが登場

より良いレース運営を目指して──。スーパーGT第7戦オートポリス来場者アンケート実施中！

エンジン面で「試行錯誤してきた」。ポール獲得に表彰台2台、手応えと悔しさが交錯するニッサンZ陣営【第7戦GT500あと読み】

　結果的に異例のワンデ0開催となったスーパーGT第7戦『AUTOPOLIS GT 3Hours RACE』は、濃霧の立ち込める日曜早朝30分間の計時予選から、ニッサン陣営の24年型Nissan Z NISMO GT500が先手を獲る展開となった。