猛暑が続く中、日本救急医学会は7月、熱中症の診療指針を改訂しました。3段階だった重症度の分類を見直し、重症の中でもより死亡リスクが高い「最重症」を追加したのが柱です。重症患者には積極的に体を冷やす「アクティブクーリング」の重要性を強調しています。(余門知里) 「最重症」を追加 熱中症は、暑い環境にさらされ、体外に熱...