「ゲゲゲのタッチで…」水木しげる氏のチーフアシスタントがデザイン！“妖怪の力”で特殊詐欺防げ（島根）｜FNNプライムオンライン

浜田警察署が、特殊詐欺への注意を呼びかける広報用ポスターを新たに制作しました。デザインを手がけたのは漫画家・水木しげるさんの元チーフアシスタント。妖怪の力を借りて、被害防止を目指します。3月13日にお披露目された、浜田警察署の広報用ポスター。独特のタッチで描かれたのは、真っ白で毛のない姿で言葉巧みに人をだまそうとする妖怪「白子ぞう」。特殊詐欺やSNS型詐欺への注意を呼びかけます。ポスターをデザインしたのは、浜田市旭町の佐々岡健次さん（82）。「ゲゲゲの鬼太郎」などの作者で知られる水木しげるさんのもとで14年間、チーフアシスタントとして妖怪の下絵や背景などを担当していました。描かれた妖怪のタッチは、水木さん譲りです。2001年にUターンしてからは、地元・石見地方の逸話に登場する妖怪の絵画制作にも取り組んでいるということです。佐々岡健次さん：いま、詐欺で世の中騒がれているが、詐欺がない世の中が良いなと思って、その思いで描きました。佐々岡さんがデザインを手がけたポスターは100枚で、チラシは500枚制作され、浜田市内の金融機関や学校などに配布されるということです。