SanDiskブランドの「SanDisk microSD Express Card」が、複数のショップで売り切れとなっている。 microSD Expressカードは、転送速度が大幅に向上したmicroSDカードの新規格。SanDisk microSD Express Cardは、シーケンシャルリード最大880MB/同ライト最大650MB/sとポータブルSSD並みの性能を備えている。 秋葉原の店頭にmicroSD Expressカードの海外版パッケージが登場したのは2024年10月。当時は対応機器がほぼ無く、店頭でも「性能が発揮できない高価なmicroSDカード」「たまに売れるが、用途が全くわからない」（販売店）という存在だったが、Nintendo Switch 2への対応が発表された2日（水）の夜以降は状況が一変。 扱っているショップでは、「Nintendo Switch 2への対応が噂されていたので大量に仕入れたが、夜間に全て売り切れた」（テクノハウス東映）、「代理店も在庫が無い」（同）、「3日（木）の開店直後に売り切れた」（あきばお～弐號店）、「発売時に少量仕入れて、その後は取り寄せ扱いにしていたが、問い合わせが急増した」（パソコンショップ アーク）という声が上がっていた。 3日（木）時点で入手が難しくなっているmicroSD Expressカードだが、対応機器であるNintendo Switch 2は標準で256GBのストレージが搭載されているほか、発売されるのは6月。また、任天堂ライセンス商品の販売も予定されており、流通状況は改善する可能性が高そうだ。
サハロフ佐藤(佐藤 純一)とAKIBA PC Hotline!編集部が、秋葉原各ショップのHDD、SSD、メモリ、CPUの店頭価格を独自に調査し、価格動向をお伝えするコーナーです。PCパーツ購入時などに参考としてご活用下さい。 なお、掲載価格は調査時のものであり、この価格で販売されることを保証するものではありませんので、その点はご了承ください。 ・相場調査記事一覧ページ幻の「Ryzen 7 9800X3D」を初確認、Ryzen 7 7700やRyzen 7 5700Xが再び安値に 2月1日(土)調査時、長く品切れだった「Ryzen 7 9800X3D」の店頭在庫を初めて確認。価格は93,800円で、昨年11月の発売時(86,800円)より7,000円高い。筆者もようやく実物を目にすることができたが、直近調査の8日時点では品切れ状態に戻っていた。 「Ryzen 7 9800X3D」の店頭在庫(2月1日撮影)翌週、再び品切れに(2月8日撮影) 値動きの面では、前回調査で急騰したRyzenのうち、少数のモデルが一部ショップで下落。「Ryzen 7 7700」が7,753円安の51,727円、「Ryzen 7 5700X」が11,180円安の25,800円、「Ryzen 5 5600」が8,010円安の17,970円だ。 このほか、高性能ワークステーション向けのRyzen Threadripperが特売。「Ryzen Threadripper PRO 7985WX」が178,200円安の1,249,800円、「Ryzen Threadripper 7980X」が28,200円安の849,800円を付けている。 「Ryzen 7 5700X」が25,800円(2月8日撮影)「Ryzen Threadripper PRO 7985WX」が1,249,800円(2月8日撮影)Core Ultra 200S通常版が大幅下落 販売開始から間もないCore Ultra 200S通常版が、2月に入って10～15％台の大幅な値下がりを記録。「Core Ultra 5 235」が7,000円安の44,800円、「Core Ultra 5 225」が5,000円安の43,800円、「Core Ultra 5 225F」が7,000円安の39,800円となった。秋葉原の多くのショップが値下げしており、平均の下げ幅も8.5～12.4％と大きい。 一方、Core Ultra 200SでもK/KFモデルは「Core Ultra 5 245K」が1,180円高の49,980円とやや上昇。そのほかのIntelは第14世代を含め、ほぼ横ばいとなっている。 「Core Ultra 5 235」が44,800円など値下がり(2月8日撮影)値下がりは幅広いショップに及んでいる(2月8日撮影) 【 調査日：2025年2月1日(土)～2025年2月8日(土) 】 Intel製CPUモデル店数最安値(円/税込)前回比(円)平均値(円/税込)前回比(円)Core Ultra 9 285K (LGA1851)3115,8000115,8000Core Ultra 7 265K (LGA1851)667,800-18069,753-333Core Ultra 5 245K (LGA1851)649,980+1,18051,753-332Core Ultra 7 265KF (LGA1851)662,980065,920-530Core Ultra 5 245KF (LGA1851)646,980049,420-196Core Ultra 5 235 (LGA1851)544,800-7,00045,400-6,400Core Ultra 5 225 (LGA1851)643,800-5,00044,633-4,167Core Ultra 5 225F (LGA1851)639,800-7,00041,633-5,167Core i9-14900K (LGA1700)477,980078,430+450Core
サハロフ佐藤(佐藤 純一)とAKIBA PC Hotline!編集部が、秋葉原各ショップのHDD、SSD、メモリ、CPUの店頭価格を独自に調査し、価格動向をお伝えするコーナーです。PCパーツ購入時などに参考としてご活用下さい。 なお、掲載価格は調査時のものであり、この価格で販売されることを保証するものではありませんので、その点はご了承ください。 ・相場調査記事一覧ページ幻の「Ryzen 7 9800X3D」を初確認、Ryzen 7 7700やRyzen 7 5700Xが再び安値に 2月1日(土)調査時、長く品切れだった「Ryzen 7 9800X3D」の店頭在庫を初めて確認。価格は93,800円で、昨年11月の発売時(86,800円)より7,000円高い。筆者もようやく実物を目にすることができたが、直近調査の8日時点では品切れ状態に戻っていた。 「Ryzen 7 9800X3D」の店頭在庫(2月1日撮影)翌週、再び品切れに(2月8日撮影) 値動きの面では、前回調査で急騰したRyzenのうち、少数のモデルが一部ショップで下落。「Ryzen 7 7700」が7,753円安の51,727円、「Ryzen 7 5700X」が11,180円安の25,800円、「Ryzen 5 5600」が8,010円安の17,970円だ。 このほか、高性能ワークステーション向けのRyzen Threadripperが特売。「Ryzen Threadripper PRO 7985WX」が178,200円安の1,249,800円、「Ryzen Threadripper 7980X」が28,200円安の849,800円を付けている。 「Ryzen 7 5700X」が25,800円(2月8日撮影)「Ryzen Threadripper PRO 7985WX」が1,249,800円(2月8日撮影)Core Ultra 200S通常版が大幅下落 販売開始から間もないCore Ultra 200S通常版が、2月に入って10～15％台の大幅な値下がりを記録。「Core Ultra 5 235」が7,000円安の44,800円、「Core Ultra 5 225」が5,000円安の43,800円、「Core Ultra 5 225F」が7,000円安の39,800円となった。秋葉原の多くのショップが値下げしており、平均の下げ幅も8.5～12.4％と大きい。 一方、Core Ultra 200SでもK/KFモデルは「Core Ultra 5 245K」が1,180円高の49,980円とやや上昇。そのほかのIntelは第14世代を含め、ほぼ横ばいとなっている。 「Core Ultra 5 235」が44,800円など値下がり(2月8日撮影)値下がりは幅広いショップに及んでいる(2月8日撮影) 【 調査日：2025年2月1日(土)～2025年2月8日(土) 】 Intel製CPUモデル店数最安値(円/税込)前回比(円)平均値(円/税込)前回比(円)Core Ultra 9 285K (LGA1851)3115,8000115,8000Core Ultra 7 265K (LGA1851)667,800-18069,753-333Core Ultra 5 245K (LGA1851)649,980+1,18051,753-332Core Ultra 7 265KF (LGA1851)662,980065,920-530Core Ultra 5 245KF (LGA1851)646,980049,420-196Core Ultra 5 235 (LGA1851)544,800-7,00045,400-6,400Core Ultra 5 225 (LGA1851)643,800-5,00044,633-4,167Core Ultra 5 225F (LGA1851)639,800-7,00041,633-5,167Core i9-14900K (LGA1700)477,980078,430+450Core
サハロフ佐藤(佐藤 純一)とAKIBA PC Hotline!編集部が、秋葉原各ショップのHDD、SSD、メモリ、CPUの店頭価格を独自に調査し、価格動向をお伝えするコーナーです。PCパーツ購入時などに参考としてご活用下さい。 なお、掲載価格は調査時のものであり、この価格で販売されることを保証するものではありませんので、その点はご了承ください。 ・相場調査記事一覧ページ最大7,250MB/sのゲーミング向け「WD Black SN7100」が発売、「SN850X」は大幅に値下がり Western DigitalからPCIe 4.0対応のゲーミング向け新製品、「WD Black SN7100」(500GB～2TB)が発売。最大データ転送速度は、リード6,800～7,250MB/s、ライト5,800～6,900MB/s、総書き込み容量(耐久性)は300～1,200TBWとなっている。価格(最安値)は、2TBが22,060円(1GB単価11.0円)、1TBが12,280円(12.3円)、500GBが8,699円(17.4円)だ。 「WD Black SN7100」のパッケージ「WD Black SN7100」の店頭価格(2月8日撮影) 値動きの面では、Western Digitalをはじめ特価・下落が引き続き多いほか、低価格な製品が増加。一方で大幅な上昇も見られる。 キオクシアの新製品が突如値上がり まずPCIe 5.0 x4対応は、販売開始から間もないキオクシア「EXCERIA PLUS G4」(1～2TB)が急騰。2TBが前回比10,000円高の33,980円(1GB単価17.0円)、1TBが6,500円高の19,980円(20.0円)となった。それでもPCIe 5.0 x4対応・1～2TBクラスでは群を抜いて安い。 Crucialは品切れが目立つ中、「T700」ヒートシンク搭載2TBが4,600円安の42,680円、1TBが2,100円安の26,680円に下落。ただし同4TBは在庫ショップ数が減少し、3,716円高の99,080円に上がった。この結果、今回調査のPCIe 5.0 x4対応・4TBクラス最安は、Team「T-FORCE GE PRO」(97,480円/1GB単価24.4円)となっている。 東芝「EXCERIA PLUS G4」は大幅に上昇したが、超高速SSDとしては依然最安(2月8日撮影)Crucial「T705/T700」は品切れが目立つ(2月8日撮影)Western Digital「WD Black SN850X」が大幅に値下がり PCIe 4.0対応・6,000～7,000MB/s級は、Western Digital「WD Black SN850X」が急落。ヒートシンク搭載8TBが31,000円安の98,980円、非搭載8TBが32,820円安の96,980円(1GB単価12.1円)となるなど、最安値で21～26％台、平均で8～25％台の大幅かつ広範な値下がりだ。詳細は写真や下表をご覧いただきたい。 Western Digital「WD Black SN850X」の店頭価格表(2月8日撮影)Western Digital「WD Black SN850X」の店頭ポップ(2月8日撮影)Kingston「NV3」4TBが33,980円など(2月8日撮影) また、Kingston「NV3」4TBが4,520円安の33,980円(1GB単価8.5円)で特売。SSD全体の4TBモデルで最安となったのをはじめ、2TBが17,880円(8.9円)、1TBが400円安の8,480円(8.5円)と、この速度帯では最も安い。ほかに、Crucial「T500」ヒートシンク搭載4TBが3,100円安の50,480円、2TBが1,300円安の21,380円などとなっている。 リード5,100MB/sの2TB SSDが13,980円 PCIe 4.0対応・5,000MB/s級には、KOWIN「LNV400」(512GB～2TB)が発売。最大データ転送速度はリード5,000～5,100MB/s、ライト2,600～4,500MB/sで、価格は2TBが13,980円(1GB単価6.8円)、1TBが8,380円(8.2円)、512GBが6,180円(12.1円)だ。このうち2TBは今回調査の2TBモデルSSD全体で最も安く、3ヶ月ぶりに14,000円を割った。 このほか、ADATA「LEGEND 850 Lite」2TBが1,400円安の15,580円(1GB単価7.8円)、1TBが1,410円安の8,370円(8.4円)、Western Digital「WD Blue SN5000」1TBが2,390円安の10,480円、Western Digital「WD Blue SN580」1TBが1,700円安の9,280円、M.2 2230サイズのWestern Digital「WD Black SN770M」1TBが4,500円安の11,680円などとなっている。 KOWIN「LNV400」2TBが13,980円など(2月8日撮影)ADATA「LEGEND 850 Lite」1TBが8,370円(2月8日撮影) 容量別最安値は、4TBがWesternDigital「WD Blue SN5000」で410円安の35,970円(1GB単価9.0円)、2TBが上述のKOWIN「LNV400」で13,980円、1TBは「LEGEND 850 Lite」で8,370円、500GBクラスも同500GBモデルで400円安の5,480円(11.0円)だ。 上記以外のPCIe 4.0対応およびPCIe 3.0対応の最安は、4TBがCrucial「P3」で37,980円(1GB単価9.5円)、2TBがドスパラセレクトPG4-020TA1で15,620円(7.8円)、1TBがTeam「MP33」で7,360円(7.2円)、500GBクラスがApacer「AS2280P4X」512GBで4,580円(8.9円)となっている。 2.5インチSATA SSDは上昇が目に付く「870 QVO」8TBが104,980円(2月8日撮影) 2.5インチSATA SSDの最安は、4TBがWestern Digital「WD Blue SA510」で1,420円安の46,380円(1GB単価11.6円)、2TBがApacer「AX350X」で14,280円(7.0円)。1TBクラスはキオクシア「EXCERIA」960GBが400円安の7,480円(7.8円)、Kingston「A400」960GBも7,480円。500GBクラスはMSI「SPATIUM S270」480GBで3,980円(8.3円)、250GBクラスも同240GBで2,580円(10.8円)。 個別には、Samsung「870 QVO」8TBが8,999円安の104,980円(1GB単価13.1円)に下落。Samsung「870 EVO」は2TBが2,000円安の27,980円となったが、4TBは5,179円高の59,979円に上がった、Western Digital「WD Blue SA510」も前述の4TBは下落、2TBは1,150円高の23,930円、1TBは910円高の12,590円に上昇している。 【 調査日：2025年2月1日(土)～2025年2月8日(土) 】 M.2 SSD
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