文脈省きますが、この前 implication(s) の意味が通じなくて困ったことを思い出した。
「男性身体」「身体(的)男性」といった言い回しが差別的な効果を持って使われていることに注意した方がいいですよ、と釈迦に説法みたいなことを書くことがあるのは(スクショ)、出生時に法律上登録される性別と、外性器の形の区別の結果割り当てられる性別と、出生時の割り当てに基づいて生育過程でどういう社会化がされるかによる性別に一貫性を持たせる社会規範を強化していく効果がありますよね、という話です。
自分が言いたいことが出生時登録上の性別なのだったら、そう書いた方がいい。
上に書いたような性別二元論は、異性愛主義(ヘテロセクシズム)の基盤で、国家権威主義や人種主義と結びついて、“「生物学的な女性」が「生物学的な男性」とする特定の性行為と身体機能の特異性“を絶対とし“妊娠するかもしれない可能性がある、という一点においてセックスは重大事”という考え方にもとづいて、人びとの生と性を管理しようとしてくるので、その権力の作用に抗いましょうよ、という話です。 #トランス差別反対